コンタクトレンズの定期検診のお勧め
コンタクトレンズ使用者は国内約1500万人と言われていますが、インターネット購入者の増加と共に、定期検診を受けない人が毎年増加しています。コンタクトレンズは高度管理医療機器に指定されていて安全に使用するには使用時間を守り,1日使い捨てレンズ以外では適切なレンズケアと保存が重要です。
コンタクト装用者の2割前後に何らかの異常があると言われています。
装用者の大半にドライアイの症状がありますが、充血がある場合にはコンタクトの汚れによるアレルギー性結膜炎、レンズが上方に上がってしまう場合は巨大乳頭結膜炎、眼痛がある場合は角膜炎、角膜のキズ、さらに視力低下を伴う場合は角膜潰瘍が疑われます。
米国ではインターネット購入も含め医師の処方箋なしではコンタクトレンズの購入は出来ないようです。検診では総合的に目の状態をチェックし新しく発売された良いレンズを試すことも出来ます。
インターネットや通販で購入した人も眼科専門医にて定期検診を受けることをお勧めします。
Docter's Profile
院長プロフィール
三井 健正
東京工業大学電子工学科卒業
横浜市立大学医学部卒業
英検一級
眼科専門医
横浜市立大学病院、藤沢市民病院勤務後、平成2年に湘南台に三井眼科を開設